【神戸】合気・護身術 【 鬼一法眼の教え 】 | Shin-...
2026/04/23
【神戸】合気・護身術 【 鬼一法眼の教え 】 | Shin-Kobe 実戦合気武道
『義経記』という、室町時代に書かれた軍記物語のなかに、源義経に兵法を教えた鬼一法眼(きいつほうげん)という歴史上は実在したかどうか不明の文武の達人が出てきます。
NHK大河ドラマ「義経」では美輪明宏さんが演じてた役ですが、その鬼一法眼が源義経に当てた手紙の中に次のような記述があります。
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来たれば則ち迎え、
去れば則ち送り、
対すれば則ち和す
五五の十
ニ八の十
一九の十
是を以て和すべし
虚実を察し、陰伏を識り、
大は方処を絶ち、細は微塵に入る
殺活機にあり、変化時に応ず
事に臨んで心を動ずること莫れや
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要約すると、
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相手がやってくれば、そのまま迎え受け、相手が去っていけば、そのままを見送る。
相手と自分と相対すれば、自然の調和と円満な心で「和」を求める。
それを、数字で表現する成れば、彼が五、我が五。この五と五を加えれば十と成る。ニと八。一と九。この二つの数を加えればすべて十となる。
足して十となる彼と我。常に、この十となる心と形こそ円満充実。しかも、調和とバランスを持つ大切な「和」の心であり、「和」の本来の姿である。
この自然の理に適う心のバランスを持てばこそ、物事の本質と見せかけを見抜き、隠された相手の策略を見破り、大は宇宙の広大さ、細は微細な原子に至るまで、あらゆる規模の事象に対応する。
殺すことも活かすこともできるタイミングを心得て、その時々の変化に臨機応変に対応する。
いかなる緊急事態や危機に直面しても、決して心を動揺させてはならない。
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この言葉は合気道の開祖・植芝盛平翁もその弟子の塩田剛三先生も度々仰っていた一文でもありますが、合気の心得を如実に表現していると思うのです。
特に実戦においては、どんな相手が向かってこようが常に心乱れることなく平静な心構えで相対することが肝要ということ。
これらを備えてこそ初めて合気の技法が遺憾なく発揮できるということです。そして当会の黒帯初段の基準の要は正にこれに尽きます。この「対すれば相和す」が遺漏なく完成してこそ黒帯の価値があるというもの。
現在茶帯の皆さんにはここをしっかりと理解して頂き、来たる初段審査に備えてもらいたい。
Shin-Kobe実戦合気武道を開設してから早7年。未だ黒帯が誕生していないので誰が最初の黒帯を締めるのか?楽しみで仕方ないのですが、今年こそは記念すべき第一号の誕生が見れるのでしょうか。茶帯の人たち、ガンバレ~!


